武蔵野市エコプラザ(仮称)開設
2020年11月に、環境啓発の拠点としてクリーンセンター敷地(武蔵野市緑町3)内に「エコプラザ(仮称)」が開設されます。

同施設は、クリーンセンターの建て替えの検討を始めた10年以上前から検討され、今回の開設に至り環境への配慮から旧クリーンセンターの事務所棟とプラットホームを施設としてそのまま再利用(リノベーション)する。
ごみ処理施設にあるエコプラザ(仮称) 旧クリーンセンターは、昭和 59(1984)年の工場棟稼働以来、本市のごみ処理を担ってきた。 平成 29(2017)年 4 月には、さらなる技術進化による高度なごみ処理と廃熱エネルギー利用を実 現した新工場棟が本稼働した。


開館に先立ち、6月には(株)goen゜アートディレクターの森本千絵さんを講師に招き、キックオフ講演会が開かれた。 8月からは、「環境の学校」と題した連続講座(全5回)が開催されるほか、市民参加型の運営・連携会議も行っている。
エコプラザ(仮称)の名称を決める「ネーミングワークショップ」も開催予定。
開館時間は9時30分~17時。火曜・祝日休館。その他詳細は決まり次第、市報などで順次発表する。
エコプラザ(仮称)が目指すもの 「日常生活における環境問題への気づき」
⇒日々の暮らしの中に環境問題があることを知る 「低炭素モデルの実現」
⇒気づきを環境に配慮した行動に結びつける 「地域力の向上」
⇒一人ひとりの行動をつなぎ、地域ぐるみの取り組みへと広げる 「まちづくりとの連携」
⇒地域の取り組みを武蔵野市全域へと拡大し、より良いまちづくりを目指す
■エコプラザ(仮称)のコンセプト
「みんなでつくろう!子どもたちに未来をつなぐエコプラザ」 コンセプトを表す環境を切り口とした4つのキーワード
「共」…共に参加する
「創」…新しい価値を創り出す
「継」…子どもたちに未来を引き継ぐ
「場」…交流できる場をつくる
エコプ ラザ(仮称)(旧事務所棟と旧プラットホーム*を減築保全、リユース*)は、「ごみ処理施設」に存在を残し、市民一人ひとりがごみや環境のトピックを通じて、日常生活と環境問題との多様な接点や つながり・関係性などをより深く考え、学び、行動することにより、SDGsの達成に貢献する未来 に向けた環境啓発施設である(平成 32(2020)年 11 月開設予定)。
■持続可能な開発目標(SDGs)とは
2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html 外務省HP
(写真等、吉祥寺経済新聞より転載 https://kichijoji.keizai.biz/headline/2786/)